便秘と痔はワンセットで考えられることが多いように、二つの間には深い関係があります。
というのも、慢性的な便秘に悩んでいる人の多くは痔でも悩んでいることが多いからです。
まずは、この仕組みを説明しましょう。
便秘とは腸内に便が長い間留まっている状態のことです。
長い間腸内に留まっていると、必要以上に水分が吸収されて便が硬くなります。
硬くなった便を無理に排便するとどうなるでしょうか?
肛門が切れたり、いぼ痔になったりしてしまいます。
痔になると排便時に痛みを感じるために、どうしても排便を避けるようになります。
その結果、便秘から痔になって、痔になることで便秘になる…という最悪のスパイラルに陥ってしまうのです。
ここまで便秘が進んでしまうと、自分で解消することは困難です。
できれば、ここまでに至る前に医師の診察を受けて欲しいと思います。
痔には、いぼ痔・裂肛(切れ痔)・痔瘻(あな痔)の3つのタイプがありますが、便秘と深い関係があるのはいぼ痔と裂肛(切れ痔)です。
便秘は、痔だけではなく、様々な病気を引き起こす原因になったり、別の病気の原因になったりします。
便秘にならないように心がけ、便秘になったとしても便秘が長く続かないようにすることが大切ですね。